長い間ありがとうございました

地方に行くと、走るタクシーや電車の中から、「この町に生まれて育っていたら?」と考えるクセがあり、あの公園で遊んだなあとか、あの本屋で立ち読みしたなあとか、勝手に想像するのだけど、このまえ、あのガソリンスタンドは友達の×くんの家で、×くんは足が速くて、ときどきエロ本を貸してくれたなあ、なんて思ったら、そこに「長い間ありがとうございました」という看板があるのに気づいて、「え!×くんの家が!」と哀しくなってしまった。
『東大教授』読了。

東大教授 (新潮新書)

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