2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

その男

男は、NHKの『プロフェッショナル』で「世界的権威の心臓外科医」として紹介される。その翌週、ゴミ屋敷の住人として日テレに出る。その翌週、今度はTBSの婚活番組で嫁探しをし、一番人気になり、さらに深夜、テレビ東京の「家までついって行っていい…

羊の木 DVD

『羊の木』DVD届く。メイキングとコメンタリー見る。「あれ、どうやって撮影したんだ?」って思うシーンがあり、監督に会ったときに聞こうと思って、でも毎回忘れていた謎が、今回解かれた。 「大家さんと私(矢部じゃなくて)」。つい10分ほど前に、アパー…

飛んで行ってしまった

アリのなかに、食べ物を見つけると砂をかけてとりあえず隠す奴がいるでしょう。昨日、アパートへ行く道で、小枝(と言ってもアリん子サイズだけど)をくわえたアリが歩いていたのを目撃し、アリは小枝は食わないし、巣にも使わない(使わないよね?)ので、あと…

千鳥は知らなかった

「千鳥ってランジャタイのこと知らなかったみたいなんだよ!」と妻と次男に説明したあと、「仏が沼にはまったよ!」を家族3人でyoutubeで見る。 このまえ目を覚ますと枕元に吉本のシールがあった。次男が見つけてこれはお父さんがほしいだろうと買ってきてく…

裏側に逃げる

友達がヤモリの研究をやってるのでヤモリを見たら捕まえて送ってくれと長男に言われる。アパートの前に死んでたので、それでもいいの?干からびてたけど、と聞くと「目的はDNAを取るためだから、シッポを切って送って」と言う。いやだよ。尻尾を切るなん…

柔らかい土

先日、駅のホームで若い男が小便をしていたのを見かけたのだが、友達に話すと、土でない場所でしてたのか?と言われて、そうか大事なのは土だってことだと納得し、そのことをこのブログに書いたら、すぐその友達から連絡があり、土は固い土じゃだめ、柔らか…

ごまかし

小枝をくわえて、林にむかって一直線で飛んでいく鳩を見て、ああ、巣作りなのね、と思ったとたん、私の思念を読み取ったのか、いえいえそんなんじゃないですよ、とクチバシから小枝をぽとりと落とし、手前の木に止まって、ああ、今日は何して遊ぼうかなと、…

半日遅れで声が出る

セミって、細い木よりも大きな木に止まってることのほうが多い気がして、そのことを長男に言ったら、たぶんと言いながら、合理的な説明をしてくれた。 昨日の夜、かみさんが運転して、助手席に長男がいて、私は後部座席に乗ってたんだけど、突然二人が大声を…

土か否か

経堂駅のホームで小便をしていた男の話を友達にしたら「コンクリ?土じゃないところに?」と言われた。 友達によれば、立小便の可否は土か否かにあるらしい。 『ロラン・バルト』読了。ロラン・バルト -言語を愛し恐れつづけた批評家 (中公新書)作者: 石川美…

朝からドナドナ

今朝。7時半にラジオをつけたらドナドナ。この時間からドナドナはどうなんだろう。 『情熱の天才歌人 啄木と晶子』伊藤栄洪 (明治図書 1975)。巻末に明治図書中学生文庫とあって第一期16冊が並んでいる。1は漱石『坊ちゃん 文鳥』で、15はポー『黄金…

ジョボジョボしていた

昨日の月曜日。赤坂で仕事。早く出て、渋谷の古書市に行こうか迷ったが、行っても買わないだろうなとやめる。電車読書は80円で買った『バッタを倒しにアフリカへ』。仕事終わって、経堂、寄る。電車を降りると、ホームの柱に向かって小便をしている若い男が…

私が愛した映画たち

吉永小百合『私が愛した映画たち』読了。私が愛した映画たち (集英社新書) [ 吉永 小百合 ]ジャンル: 本・雑誌・コミック > 文庫・新書 > 新書 > その他ショップ: 楽天ブックス価格: 820円にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村

こいつテクニシャンだな

先日、白杖の人を見かけたので「なにかお手伝いすることはありませんか?」と声をかけたら「×駅までお願いできますか?」と言われたので、張り切って同行ガイドする。「こいつテクニシャンだな、ロープーだな(プロのことらしい、「昆虫すごいぜ」で香川カマ…

吉田大八プレゼンツ

第40回ぴあフィルムフェスティバル「映画のコツ」において、吉田大八プレゼンツ「香川まさひとの世界」が開かれることになりました。吉田大八監督が企画してくださり、PFFの荒木さんはじめ、多くの方々のお力添えのおかげでの開催です。吉田監督とトー…

いつもは呼び捨て

アパート。自分の部屋のドアに向かう通路に、必ずといっていいほど雨具のカッパが風に飛ばされていて、毎回私が拾い上げてるのだが、(今日もそう)、もしかしたらこのカッパの持ち主はすでに引っ越したのかもしれないと気付いた。 リービ英雄『我的中国』読了…

俳優陣3名は豪華

金曜日。朝、アパートへ来る道で小学生が素手でセミをとっていた。夜。家へ帰る道で初老のおっさんが素手でセミをとっていた。おっさんは面白かったらしく、二匹目にも挑戦していた。 『応酬話法』人にあげるのでちょっと再読。 土曜日。ぴあフィルムフェス…

下手すぎる

『極夜行』読む。私はダメだった。 あるドラマを見る。メインの役者たちがみんな下手で、わざと下手にやってるんじゃないかと思うくらい、どいつもこいつも下手だった。この場合、それぞれの役者は、こいつら下手過ぎる、芝居やりにくい、と思ってるのかしら…

私がいる

ましろ日 4 (ビッグ コミックス) [ 香川 まさひと ]ジャンル: 本・雑誌・コミック > コミック > その他ショップ: 楽天ブックス価格: 596円誰もいない神社で誰もいないと思うが、私がいると気づき、私もいなくなる。 『鬱屈精神科医お祓いを試みる』面白い…