2015-11-01から1ヶ月間の記事一覧

週刊ヘボン博士の辞書

新宿古書市も五反田古書市も行けなかった。 明治学院大学が新聞に「週刊ヘボン博士の辞書」を載せている。サンヤツを小さくずんぐりさせたあのサイズ。これが楽しい。デザインもいい。ヘボンの顔が丸く切り抜かれているのも好物である。NHKカルチャーラジオ …

漫画家志望のみなさん

漫画家志望のみなさん。 以下は小池一夫先生のツイートです。 「99人が敵だとしても、1人の味方に救われる。 999人の敵がいても、1人の優しさに慰められる。 たった1人でいいのだ。 99人や999人の味方を最初から望ンではいけないよ。 もし、その1人が裏…

ヒルはダメだった

これ、面白いですね。森永JACK「美味しいのに崖っぷちキャンペーン」 http://www.morinaga.co.jp/gakeppuchi/ そうか。売れないときは子猫か。知らずにヒルを載せてしまった。それで全然売れてないんだなあ。 昨日から欽ドルでも読めます。違う。Kindle …

コウガイビル

今朝の朝日。原節子について蓮實重彦。 × × × 昨日の夜、家へ帰る道でへんな生き物に気づく。普段ならミミズだなと気にも留めなかったのだが、一昨日長男が来たときにミミズヘビの話をしたせいもあって、スルーせずじっと見る。体長7、8センチ。ヘビではな…

ロバート・アルトマンはどこですか?

「たまに」と「たまーに」は頻度が違うことに気づきました! × × × 長男が帰るのでカミさんと三人でファミレス。2時間近く歓談。そのあと服などちょっと見る。駅近く、鳥が飛んで、「あれ、カワラヒワ」と長男が言う。特徴がわかるほど近くないので説明を求…

ダンソンを知らない男

アパート仕事場。飽きたCDを捨てる。 清掃車が来る前に隣室の住人がそれを拾う。 隣室でそのCDがかかる。 隣から聞こえてくると飽きたはずのCDは新鮮だった。 ……と、アパートのゴミ捨て場にCDが捨ててあるのを見て空想した。 × × × 長男と久しぶりに…

家族で揉める

夕飯はビーフシチューだったのだが、ハヤシライスってなんだ?と家族で揉める。 調べたら丸善が出てきた。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村

『功利主義者の読書術』

人間には「質問されたことには答えなくてはならない」と刷りこみがされている。(『功利主義者の読書術』) うちの近くのマクドナルドは外にもテーブルとイスがある。今朝はハクセキレイが来て、落ちたパンくずを食べていた。 佐藤優の本の広告って必ず佐藤の…

歌か句か

ニューヨークでは俳句は生まれても短歌は生まれないとリービ英雄が書いていたが、今朝の朝日のサンヤツに大道寺将司の句集が。『残の月』。今ちょびちょび読んでいる『功利主義の読書術』には坂口弘の歌集(『常しへの道』)が紹介されている。歌を選ぶか。句…

摘便とお花見

その本を古本屋の棚に見つけたときにもう「これ読んだかな」と予感があった。だから中身をチェックして、かなり真剣につまみ喰いして、「大丈夫、これは読んでないな」と買うのを決め、帰りの電車で読み始めて、おもしろいおもしろいと付箋を貼って、最後ま…

論戦に勝つテクニック

「本が全然売れてないんだよ」と嘆くと、みんなお金くれる。米もくれる。味噌も。ありがとう。すばらしきかな人生-まさみ-(1): ビッグ コミックス (ビッグコミックス)作者: 香川まさひと,若狭星出版社/メーカー: 小学館発売日: 2015/10/30メディア: コミック…

中年童貞

友達のおばあちゃんはビートルズのことをピ(P)ートルズと呼んでいたらしい。 「次の曲はピ(P)ートルズのレットイットピ(P)ーです」 中村淳彦『ルポ中年童貞』読了。中年童貞と中年処女の大きな違いを見ると、恋愛とはなにかわかる。ザ・ビートルズ 1+ ~デ…

そんな街づくり

みんなが微笑んでいるそんな街づくり。 みんなが爆笑しているそんな街づくり。 × × × 花屋の仕事を紹介するテレビ番組で、文化勲章発表のあとは、いつもより多く胡蝶蘭を仕入れるとやってたが、昨日、アパートの近くに花屋の車が止まっていて、お届けものの…

裏声のエロス

新聞広告の週刊現代、小池栄子の撮り下し16Pとあったので、コンビニに見に行く。だが買わず。 高牧康『「裏声」のエロス』読了。一般書で裏声をテーマにした本はなかったのではないか。著者は発声の専門家。面白かったが「エロス」という書名は良くないか…

会話ふたつ

洋服屋で中年夫婦の以下の会話を耳にしました。 夫「これ、買おうかな」 妻「この前、買ったばかりでしょ」 夫「あれは外に着ていかないよ」 妻「何言ってるのよ!あれを外に着ていかないで、なにを外に着ていくのよ!」 × × × おばさん二人の会話を耳にしま…

左側の小さい方

阿佐ヶ谷姉妹って妹(役)と姉(役)が逆なん感じするんだが。 小さい方が姉、左が姉って思ってしまうのは、海原千里・万里のせいか。 × × × リービ英雄『日本語を書く部屋』読了。日本語を書く部屋 (岩波現代文庫)作者: リービ英雄出版社/メーカー: 岩波書店発…

絶大評価吉田大八監督

どの作品も絶大な評価を得ている吉田大八監督(ただし『クヒオ大佐』除く)に先日会った。「ごめん、まだ本買ってない」と言うので「いいよ、あげるよ」と言ったら「今、買ったから」と返事が来て驚く。スマホだとその場で買えるんですね。大八監督は続けて「…

日本人とドイツ人

『すばらしきかな人生 まさみ』の単行本がまったく売れないので川原で泣いていると、岩明均先生がドローンにまたがり駆けつけてくれた。帯の推薦文をかいてくれただけでなく、さらに先生は私のためにあることで力を尽くして下さったと報告を受ける。あざっす…

今朝のカミさん

今朝のカミさん。「あの人はもう悠々自適だから。週に10日も働いてないよ」うーん。週に10日も働けばユーユーではなくキツキツなのでは? 塚谷裕一『植物のこころ』メモするところ多く、時間がかかった。 虫媒花、鳥媒花は知ってたが、両生類、哺乳類、…

漫研の夏合宿

『ダンゴムシに心はあるのか』再読。前回腑に落ちないところが今回も落ちなかった。 × × × 意外な店に「波」が置いてあった。もらう。2015年11月号。忍者のような京極夏彦の表紙の。『D菩薩峠漫研夏合宿』刊行記念の藤野千夜のインタビュー。藤野は共…

けいべつされていた

ブログ「いつまでも生きていたい日記」11月8日で『すばらしきかな人生 まさみ』の感想をいただく。また横浜六角橋の古本店ツイードブックスで行われたドジブックスのイベント「ひとつき十冊」でも取り上げて下さったようだ。本当にありがとうございます。…

カラスのキスとベトナムの犬

長男の大学の学祭にカミさんと行った。片道3時間。もちろん途中でイヤになって泣きだしたのだが「着いたらチョコを買ってあげる、駅前にブックオフもあるから」とカミさんに言われ、涙をぬぐって前を向いて歩いた。大学に到着し、長男が所属するクラブの飲…

統合失調症患者を漫画の主人公にする

統合失調症を患う人を漫画の主人公にするのは勇気がいる。だが「勇気がいる」という考え方がもうおかしいと思い、書いた。もともと「心」に興味があり(ないならこんな仕事してないが)それを教えてくれる教授のいる大学に行った。だが、今から25年前に中学…

クモの巣の使い方

大人のおむつのメーカーの開発部は、とうぜん次の試作品を穿いて生活してるんだろうなあ。 鈴木まもる『鳥の巣展覧会』読了。「メジロは巣作りにクモの巣も使う」。鳥の巣展覧会―伊豆・婆娑羅山の四季作者: 鈴木まもる出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: …

漫画の勉強法

ターザンって常連のスナックに行くと「あら、ターさん、久しぶり」って言われるのか? × × × 漫画家志望のみなさん。みなさんのなかには「好きな漫画作品を分析しその良さを探ってます」と泣きながらいう人がいますが、それよりも「嫌いな作品のどこがダメか…

盗作

録画してた「よしもと新喜劇、池野めだか芸歴50周年」と「プロフェッショナル、スガシカオ」見る。スガシカオが言ってたことを池野めだかが体現してるような気がした。 「古書現世」って良い店名だなと突然思った。 前日書いた質問にさっそく古本よみた屋…

マイナーでなくメジャー

『すばらしきかな人生』の感想をいくつかもらう。ある人には「このテーマで、マイナーでなくメジャーをやろうとしてるんだね」と言われた。 × × × 澄田くんの『古本屋になろう!』読了。くんづけしたのは私が年上で大学の先輩だから。だけど高原書店のバイト…

神社にある地獄

モンゴルの切手をノートに貼ろうして、のりの部分をなめたらヘンな味がした。 × × × 神社という言葉を聞いて最初に思い浮かぶのは、長男次男の七五三をやった家の近所の神社(無人)だが、その前までは、神社といえばどこを思い出したのだろう? と考えて、あ…

ちょっと不思議

古書赤いドリルの10月28日のブログに写真が出ていて「アゲハ」と記されてるのだが、アカボシゴマダラではないか。アカボシゴマダラという名前はわからなくても(私もよくわからない)、これ見てアゲハって思うんだ?とちょっと不思議。アゲハってそんなに…