2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

審判を受ける気持ち

今朝。いつものようにブログ「いつまでも生きていたい日記」を読みに行って「ギャッ」となる。申し訳ない気持ちと審判を受ける気持ち。 http://nemurico.exblog.jp/ 「HUMAN 06号」を読む。夢枕獏と小松和彦の対談。「日本人は妖怪が好き」。柳田國男…

侍とお人形

『すばらしきかな人生 まさみ』の第2話「侍とお人形」はハンセン病を扱っている。夏の暑い日、多磨の全生園に取材に行って、そのあと一気に書いた。 雑誌掲載時の表紙には担当編集がこんな言葉をつけてくれた。 「ある日、突然『人』として生きる権利を剥奪…

冗談関係

鈴木裕之『恋する文化人類学者』読了。面白い。私と妻の妹はちゃんと「冗談関係」をやっていた。恋する文化人類学者作者: 鈴木裕之出版社/メーカー: 世界思想社発売日: 2015/01/09メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見るにほんブログ村 にほんブ…

漫画家志望のみなさん

毎回楽しみにしているブログの「いつまでも生きていたい日記」に「父からメイルをもらった」という文章が出てくる。実は私も先日長男にわりと長いメイルを書いたのだが(生物学関係のこと)、どういう文体で書いていいのか戸惑ったことを思い出した。父から息…

偶然岩明均先生に会う

その街には年に3、4回しか行かないのだが、先日、カミさんと遊びに行ったら、岩明均先生と会った。たしか前回も偶然会ったのだ。不思議だ。さっそく書いてくれた帯のお礼をあらためて言う。 アマゾンなどネット販売には帯の情報がない。そこでここに書いて…

小学館の担当編集者

池袋古書市の棚を見ていて『卵を割って話した』というのがあり、おもしろそうだと手に取ろうとして『腹を割って話した』の間違いだと気付く。腹を割って話すと最後はうまくいきそうなニュアンスがあるが、そうでない場合も多いのでは。割らなきゃよかったと…

今日発売のビッグコミック

本日発売のビッグコミック(表紙が佐藤浩市の)に『すばらしきかな人生 まさみ』の単行本第一巻の宣伝が1ページ使って大きく出ている。それはいいのだが、推薦文を書いてくれた岩明均先生の名前がドンと出ていて、「岩明均の新連載?やったあ!ん?なんだ、違…

買い取り値段は5円

病院の帰りに、大塚に降りて、ブックオフ。ものすごく良い声の店員。本人間違いなく意識してると思う。麒麟の川島のようだ。映画「BROKEN FLOWERS」のパンフレット108円で買う。隣のレジに本を売りに来た背広の男。店員に「買い取りは5円になります」と…

漫画家VS原作者

漫画家はどう原作者に応えるのか? 『すばらしきかな人生 まさみ』第7話「写真」の原作、27ページめ(最後から2ページめ)の原作をここに載せる。 × × × 回想。正美が妊娠8カ月目のころ、アパートの前でおばちゃんが言う。 おばちゃん「あんたたち幸せそ…

ビッグコミックで連載している……

今、ビッグコミックで連載している 『すばらしきかな人生 まさみ』(作画は若狭星さん)の 単行本第一巻が今月末に発売されます。『寄生獣』『七夕の国』『ヒストリエ』の 岩明均先生が 忙しいなか、帯の推薦文を書いてくれました。 「お薦めしたい。一話完結…

蛇が入った

これは有名な話だなあ。 蘆花。大正5年8月25日の日記。 今日の新聞にあった話をする。妊娠十三ケ月、出産せぬので、腹を切開したら、子宮から死んだ蛇が出てきた。それは昨年、山に往って昼寝した時陰に入ったのだ。昼寝して蛇が入るのが、陰茎に入る様…

たまには500円玉もあるだろう

100円拾った。 ひきこもりの人は道でお金を拾ってラッキーと思えないんだなあ。。 「ひきこもりのみなさん、道にはお金が落ちてますよ、たまに500円玉とかありますよ」 × × × カミさんとお祭りに行く。リンゴ飴の要領でイチゴ飴、ブドウ飴が売っていた…

え?新潮社?

宮田律の『イスラムの人はなぜ日本人を尊敬するのか』読了。 今日の朝日の朝刊。能町みね子が雑誌の「nicola」を褒めている。買ってみよう。え?新潮社?イスラムの人はなぜ日本を尊敬するのか (新潮新書)作者: 宮田律出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2013/0…

タコさんウインナ

真下弘孝『ドーナツの穴』読了。タコさんウインナって、考案者がはっきりわかってるんだ。(尚道子)ドーナツの穴 食べもののかたちの秘密!?作者: 真下弘孝出版社/メーカー: 大空出版発売日: 2008/03/15メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ …

肉が勢いよくなつて来た

このまえ買った昭和34年の週刊サンケイに出版発行部数の記事が。昭和33年度において総数は10億冊。書籍が1億9千万で、雑誌が7億7千万。返品が書籍3割5分、雑誌が1割9分。赤ん坊を含めた総人口で割ると1年にひとり頭8冊読んでいることになる…

好きになった人

アパートへ来る道、信号で止まった車、都はるみの「好きになった人」かけていた。 この前行ったブックオフに佐村河内守の『交響曲第一番』の単行本が108円で出てたのだが、帯の推薦が五木寛之だった。事件のあとコメントを取りに行ったマスコミはいないの…

とっても良い気持!

八王子の古書市にカミさんと行く。最終日。カミさんはいろいろ買ってたが自分は一冊も買わず。昼飯食べてから佐藤書店。昭和34年5月10日号の週刊サンケイを108円でなく105円で買う。巻頭は「高橋圭三の私の秘密」。広告がどれも面白い。コピーも…

誰が一番妻を愛しているのか

誰が一番妻を愛しているのか、それを競う「愛妻選手権」という大会があるそうだ。その参加申込書を妻からもらった。 × × × 『蘆花日記』7巻揃いが届く。(信じられない安さだった)さっそくちょびちょび読みだす。面白い。妻と3日連続交合も面白いが、どうで…

好きな女は妻である

好きな女は妻である。 × × × 石井光太『世界の美しさをひとつでも多く見つけたい』読了。電車で読んでいたのだが、石井が成城学園出身と出てきたところで窓の外を見ると、ちょうど成城学園、ではなく、手前の祖師谷大蔵だった。(こればっか)。(003)世界の美…

臭くない

塚谷裕一『ドリアン 果物の王』読了。「ドリアンは臭くない」と始まった。面白かった。カラー版 ドリアン―果物の王 (中公新書)作者: 塚谷裕一出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2006/10メディア: 新書 クリック: 15回この商品を含むブログ (23件) を見る…

ウオッシュ!

カミサンが「ウオッシュ!」が結婚したと言った。「ウオッシュ?って誰?」「ほら、手をこうやって、ウオッシュ!っていう人」それをいうなら「ウィッシュ」では?「ウオッシュ!」は「洗浄!」だぞ。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村

潜入ルポ

お墓の鶏頭のえんじ色が美しいっす。 × × × 矢貫隆『潜入ルポ 東京タクシー運転手』(文春新書 2014)読了。いろいろ面白い。タクシーのタイヤって安いのはびっくりするくらい安いのか? 著者略歴を見て『自殺 生き残りの証言』のライターだったのかとわか…

終の住処

月曜日のゴミ収集は紙ごみ。アパートへ来る道で、単行本が一冊置かれていた。磯崎憲一郎『終の住処』。ブックオフの108円のシールが貼ってあった。終の住処作者: 磯崎憲一郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/07/24メディア: 単行本購入: 9人 クリック…

異形の日本人

上原善広の『異形の日本人』読了。春団治のところで、昭和9年10月6日亡くなったと出てきて、「あれ、今日は何日だ?」と考えた。10月4日。うん。6日ではなかった。異形の日本人 (新潮新書)作者: 上原善広出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/09/01…