2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

あのゴリラ

あのゴリラをうまく使えば、あの帽子がとれるかも知れませんな。 ……という書きだし。 吉田豪の『サブカルスーパースター鬱伝』読了。サブカル・スーパースター鬱伝作者: 吉田豪出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2012/07/21メディア: 単行本(ソフトカバー)…

ふざけんなと言いたい

妻が火星人にさらわれてもう3年経った。いや、4年目か。 ……という書きだし。 × × × 土曜日。カミさんと珈琲豆を買いに行く。お店の人に「今日はお母さんじゃないんですね」と言われる。このごろ母親に頼むことが多かったから。おまけいろいろしてもらう。…

誰か似顔絵を描いてくれないか

腐った牛乳を飲んだ妻は今日も元気だ。 ……という書き出し。 × × × 『父・吉田謙吉と昭和モダン』読了。敗戦後の中国の収容所。幼児が亡くなったある日本人。「この子の写真は一枚もない。誰か似顔絵を描いてくれないだろうか」吉田が描いた。父・吉田謙吉と…

DNAと起承転結

人間だけが「起承転結」の「承」を知ってると書いたが、DNAを受け取って次に渡すという生命の図式でいえば、生物はすべて「起承転結」の「承」なのかもしれない。だから「承」に疑問を持ってるし、「承」が憎いし、「承」が退屈なのかもしれない。自身は…

起承転結の承

『治療の聲』4号をぱらぱら読む。入院迎えと言う言葉。患者を入院させるためその家まで医者が出向くこと。関東はあまりないらしい。 読んでいて思った。私たちがAからBへ行く場合、気持ちは二つではなくて三つあるのではないか。Aを出発するときの気持ち…

努力と忍耐の人

笑点の続き。 カミさんの白い人発言から二日後。ふと気付いて「白い」というのは着物のことかと思う。笑点のメンバーの着物の色が何色かもう全然わからないので確認すると、たしかに昇太は白い着物ではないか。それをカミさんに確かめる。 「白いって着物の…

私が間違っているのだろか?

金曜日は神保町で打ち合わせだったのだが、古書会館で、栄養研究所と印刷されたA4サイズの封筒に昭和13年の新聞切り抜きがけっこうたっぷり入ってるのを買った。お米についての記事で、まあそれは興味がなかったけれど、裏側にある求人広告とかだけでも…

白い人

昨日。カミさんが笑点の司会者が決まったと言う。誰?と聞くと「あのメンバーのなかの白い人」だと言う。 「白い人?白い人って誰?」「白い人だよ」「顔が白いってこと?」「顔も白いけど生き方も」「生き方?」 × × × 伊藤亜紗『目の見えない人は世界をど…

漫画家志望のみなさん

漫画家志望のみなさん。伏線ってブツだったり行動だったりするけど、台詞で作るのもありですよ。やったことあります? × × × 『寺山修司からの手紙』読む。気恥ずかしい。20歳前後の男二人の手紙は平安時代だろうが、縄文時代だろうが、そりゃ全部気恥ずか…

三日三晩ぐるぐるまわれ

謝罪したいなら俺の周りを三日三晩ぐるぐるまわれ。ただし線路を敷いても可。 というタイトルを思いつくが、見合った内容は思いつかない。 昨日。11時ごろはサンドウィッチが食いたいなと思ってたのに、12時過ぎてスパゲティミートソースが無性に食いた…

長男からメイル

長男からメイル。「岡崎体育を見てごらんなさい」と。カミさんと次男の3人で見る。爆笑する。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村

眼科のつづき。待合で70歳くらいの老婆とその息子(40歳くらい)が話してた。 老婆「××さん、500円、盗られたんだよ」 息子「盗られたって、どこで」 老婆「プール」 息子「本当に盗られたの?勘違いで、どっか行っちゃったんじゃないの?」 老婆「盗られ…

いったい何が見えたのか?

眼科に行った。視力検査を受ける。丸のどこが切れてるかというもっともポピュラーなヤツ。終わって次におじいさんが受け出した。「どこが切れてますか?」「これはなんじゃ?」「え?あの、丸がありますよね、それのどこが開いてますか?上とか右とか」「う…

誰も覚えていない

木曜日。誕生日。誰も祝ってくれないし、覚えてもいないようなので、カミさんに申告した。 カミさん「54だっけ?」 私「56だよ!」 カミさん「もうすぐ70か」 私「なぜ60を飛ばすんだよ!」 × × × 小林紀晴『だからこそ、自分にフェアでなければなら…

燃えるか否か

辻原登『東京大で世界文学を学ぶ』読了。生身の人間は湿ってるが物語の登場人物は乾いている。だから燃える。へえ、おもしろいな。私は湿らせて匂いがでるように努力してきたが。燃やすとさらにイヤな匂いがする感じで。もちろん反論してるわけではない。と…

38位入賞

「座布団」という言葉をもっともたくさん使った日本人。歌丸さん38位入賞。 × × × 『病を引き受けられない人々のケア』読了。 心が体に影響を与えることは医者でなくても誰でも知っている。それなのにそのことに意識的でない、いやむしろ悪化させる対応し…

なぜ買ったのかわからない

抱き枕はこちらから抱きにいかないといけないが、人は抱かれたい夜もあるのではないか? 樋口直美『私の脳で起こったこと レビー小体型認知症からの復活』読了。書評を読んで買ったのだが、なぜ自分が買ったのかわからない内容だった。書評になんて書いてあ…

初めて見た

ちょうど始まったところなのでNHKスペシャルの『大アマゾン最後の秘境』ガリンぺイロ見る。ナレーションは松田龍平。良く撮影したなあと思ってたら、ディレクターが国分拓だった。 片山健には二人いるが昨日初めてお花のほうの人の顔写真を読売新聞で見た…

オムニバスのバス

佐々木瑞枝『外国語としての日本語 その教え方、学び方』読了。付箋だらけでメモするのが億劫だ。 背広、ネクタイ、革靴、めったにしない格好で、法事に出かける。お坊さん。家族葬はいかがなものかという。読経のあいだ、お坊さんに対して二人称で呼ぶ場合…

楽しそうに話す妻

川井唯史『ザリガニ』読了。 昨日家に帰ったら、私が帰ってきたとは知らずに、カミさんが「お父さん、このごろ仕事が嫌らしくて、ノートを忘れてたり、資料を忘れたりしてるんだよ。アパートの鍵も忘れたし」と楽しそうに次男に話していた。 にほんブログ村 …

私の心を引き裂いた

長谷川康夫『つかこうへい正伝 1968〜1982』読了。自分でも驚くほど、あのときの芝居がありありと甦る。花束を叩きつける姿。ちんちろりんには自信がありますという台詞。三浦洋一も柄本明も田中邦衛も観てるが、そして風間杜夫も加藤健一も長谷川も…

二人で同じものを頼む

二日。用事を済ませて八王子。カミさんと古本市会場で待ち合わせ。八王子の出版社のブース、社員の人?が自分のを持ってきたらしい漫画が足元にあって、新しくて評判になってるやつばかりで、1冊100円なので勉強のため3冊買う。古本を見ているカミさん…

良い編集者を見分ける方法

漫画家志望のみなさん。 編集者が信用できるか否か簡単に見分ける方法を教えますね。 「勉強のために聞かせてほしいんですけど、最近漫画(映画、本、テレビ)はなにが面白いですか、お勧めの作品ってありますか、あるいは、あれはひどいって作品とか」 こう尋…

ベスト1

岩城けい『さようなら、オレンジ』読了。とても良かった。 「馬鹿よ貴方は」って、ネタ書いてるのファラオじゃない方だったのか? 今まで生きてきたなかでたぶんベスト1に背が高い人とすれ違った。六本木。白人だった。馬鹿よ貴方は -第4回単独ライブ- [DVD…

持ち込みに行く

編集部に持ち込みに行く。時間がないと言われ、もう一人の漫画家志望の女性と一緒にやる。編集者、彼女には「構図の作り方がうまいですね」とか言うのに、私には「お寿司、わさびが入ってても食べられるかな?」とか聞く。さらに彼女には「××さん」と呼びか…