2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

明るい星がふたつ

昨日は夕飯を食べて仕事場のアパートへ戻ったのだが、西の空に、明るい星がふたつ、くっつくようにあった。 調べたら木星と金星だった。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村

当然の報いというべきか

前にも書いた、モデルのエリザベス・エレノア・シダルについて出ていたので、西岡文彦の『絶頂美術館』を買った。夫の画家ロセッテイの悪行がさらに書かれていた。ロセッティは未発表の詩の草稿を鎮魂の意図でエリザベスとともに埋葬した。ここまではいい。…

昨日気づいた教訓

「今日はもうやめた!10年後にしよう!」 × × × 「今日はもうやめた。明日にしよう」とは思っても 「今日はもういいや、1年後にしよう」とは普通考えない。 そんなの当たり前じゃんとあなたは言うかもしれないが はたしてそうか? 1年後と明日とどう違う…

卒アル写真で将来はわかる

『卒アル写真で将来はわかる』マシュー・ハーテンステイン(文藝春秋 2014)読了。 マック赤坂の卒アルが見たくなった。卒アル写真で将来はわかる 予知の心理学作者: マシューハーテンステイン,Matthew Hertenstein,森嶋マリ出版社/メーカー: 文藝春秋発売…

拾ってません

ゴミ捨て場に紙袋二つ分のアルバムが。かなり古いものもあり、覗くと、第2次世界大戦の戦地(たぶん中国)の写真が。 (拾ってません) × × × 飯沢耕太郎の『世界のキノコ切手』読む。スペインで刊行されてるキノコ切手のカタログに、日本の国際文通週間の葛飾…

あえて嘘をつくさかなクン

「脇汗がすごくて」と悩んでいる女子高生に「お魚の中にも脇汗をかくのがいるんですが、それはもうお値段がとびぬけてすぎょい高級ギョなんですよ、高級な生き物ほど脇汗をかくのかもしれませんね」とあえて嘘をつくさかなクンの優しさ。 × × × 長男が来た。…

外出するのはビールを買いにいくときだけ

今朝はミミズをくわえてるスズメを見た。 一昨日はバッタをくわえては逃げられ、また追いかけてくわえて逃げられ、それを散々やってるスズメを見た。 × × × 朝日の夕刊の「惜別」に車谷長吉。妻の高橋順子が「ナイーブで狂気の人。 結婚生活20年のうち、最…

なぜ200円なのか?

ブックオフに筒井康隆『世界はゴ冗談』が200円であった。中を見ると群像とかで発表した短編集のようだ。キングも読んでないけど、筒井だってもうずっと読んでない。(最後に読んだのは何だろう?)ちょっと久しぶりに読んでみるかあ。で、買った。家で見る…

漫研の部室へ

リサイクルショップで「お!」というもの発見。結婚式のキャンドルサービスで使う、新郎新婦が二人で手を添えて火をつけるあの長いヤツ。さすがに買わなかったが、昔だったら、安ければネタで買ったろう。そして漫研の部室にうれしそうに持っていっただろう…

二段組み

カミさんに「シャイニングの続編が出たらしいよ、キングなんて、どんだけ読んでないんだ?」と先日言ったら、本屋に行って見て来たらしい。さっそく仕入れた情報、「主人公は……」など教えてくれる。へえ、そうなの?なんだか読みたくなってきた。しかしキン…

次男と私の会話 山崎正和VS角田光代

次男と私の会話。 次男「『八日目の蝉』っていろんな人が書いてるの?」 私「なんで?」 次男「奥寺ともうひとりいるでしょう」 私「奥寺佐渡子は映画の脚本家。あれは原作があるの、 その小説を書いたのは角田光代」 (注、次男は『おおかみこどもの雨と雪』…

私は一度も就職しなかった

島田潤一郎『あしたから出版社』読了。昨日読んでた『購買術』の著者が登場してちょっと驚く。 これって「就職しないで生きるには」シリーズなのか。昔全部揃えたなあ。あ。21だって。新たなものではなくて、前から続いてる形になっている。そんなにあった…

購書術

『購書術』中川右介(小学館新書)読了。 パートワーク(初めて知った言葉。分冊百科。「創刊号は半額の××円」とか宣伝してるディアゴスティーニみたいなやつ、最近はCDやDVDがメインのも多い、昨日松田優作全集の1を買った人もいるでしょう)が、商店街に…

夜の蝶

前々から蝶が寝てるとこを見たいと思ってたのだが、昨日家の雨戸を閉めようとして、庭のロウバイの葉にモンシロチョウが止まってるのを見つけた。音に驚いていったん葉の茂みから出たのだが、すぐに戻ってきてまた止まった。そのままじっと動かない。真っ暗…

掘りたい 

近所の公園で勾玉が出たそうだ。昼飯を食べた後、アパートへ戻る道で寄ってみる。ここか。昔、子供とよく遊んだところだ。散歩中の人が足元にまず鉄剣を見つけて、調査したらいろいろ出てきたらしい。掘ってみようか。でも出てきて、パクって、机の引き出し…

頭を良くするソール

「學生の科學」(1941年12月号)に「頭を良くするソール」の広告があった。勉強が愉快に出来る!そうだ。「服用者からお喜びの禮状がたくさん来てゐます」とあるので薬なのかしらん。では「ソール」ってネーミングはどこから来てるのか?魂じゃないよね…

早野凡平

長くなるから先にメシを食べてきちゃってください、で始まる手術の結果説明。 × × × 早野凡平を突然思い出す。ほんじゃまの帽子の。なんでだろうと思ったら又吉の『火花』のせいだった。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村

本当はパイロットになりたかった

本当はパイロットになりたかったんですよ、で始まる医者の手術結果の説明。 × × × 昨日。足が痛いんだからさっさと帰ればいいのだが、酒好きが飲み屋に寄るように代々木のブックオフ。 和田誠の『装幀の本』。1993年当時、定価6180円。高いね。カバ…

でも私はいいと思ってる

私は母に溺愛されました、それを悪く言う人もいます、でも私はいいと思ってる、マザコンと呼ぶなら呼びなさい、で始まる手術結果の医者の説明。ブラック・ジャック 全25巻完結 [マーケットプレイス コミックセット]作者: 手塚治虫出版社/メーカー: 秋田書店…

気付きますか?気付かないでしょう

自転車のサドルにイオンのレジ袋をかぶせておいたらなぜかイトーヨーカドーの袋に変わっていた、でもそんなの普通気付きますか、気付かないでしょう……で始まる医者の手術結果の説明。イラストでよくわかる! 秘伝の手術手技83作者: 手術手技研究会出版社/メー…

皮を剥がれた兎の肉とカマキリの絵

この前買った芸術新潮(1998、3 土方巽特集)に、ギュンター・グラスの水彩画が載っている。この時点で彼はナチス親衛隊だったことを隠してたわけだが、わかってから見てしまうと、すでにここで告白してるようにも見える。題材が、皮をはがれた兎の肉やカ…

永山則夫 封印された鑑定記録

堀川惠子『永山則夫 封印された鑑定記録』(岩波書店)読了。 サブタイトルから司法の横暴について書かれてるのかと思ったが(それもあるが)大いに違った。 後にも先にも唯一無二といっていい医師石川義博の精神鑑定のやり方。そしてその鑑定書。さらに鑑定書を…

蛭子さんはレトリックを必要としない

池谷祐二が「レトリックがどうして生まれたか」について書いてる。 池谷の考えの理解を深めるには以下を思い浮かべればよい。 1、オカマは口が達者。 2、蛭子さんはレトリックを必要としない。 × × × 欽ちゃんの新刊の書影が新聞に。本人の写真が大きく出…

とにかく暗黒土方

安野光雅の『絵の教室』(中公新書)読了。 モンマルトルで似顔絵を書いてもらった安野。「絵描きさんですか」と当てられる。カラー版 絵の教室 (中公新書)作者: 安野光雅出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2005/12/01メディア: 新書購入: 1人 クリック: 3…

私と宗教

手塚治虫の映画エッセイ『観たり撮ったり映したり』。 テレビアニメ『W3(ワンダースリー)』は視聴率が良かったが 後半裏番組で『ウルトラQ』が始まり、視聴率は下がりっぱなしになる。 その円谷の亡くなるまえに手塚は何度か会ったそうだ。円谷は「かぐや…