2013-12-01から1ヶ月間の記事一覧

山田史生『下から目線で読む『孫子』』

山田史生『下から目線で読む『孫子』』(ちくま新書 2010)読了。 『はじめての「禅問答」』で、著者のふにゃけた態度が良かったので、もう一冊。 「孫子の兵法でビジネスに勝つ!」的な本がたくさん出てるなか、そういう本はどうなのかしらねえ?という批…

山田史生『はじめての「禅問答」』

山田史生『はじめての「禅問答」』(光文社新書・2013)読了。 禅問答はお笑いに似てますが、それは問う師と答える弟子との戦いだからですね。いかに相手の立つ場所を(問う方だけでなく答える方も)ぐらぐらさせるか。 そうなんだ。あくまでぐらぐらなんだ…

時代を900年先に行く女

昨日のカミさん。 「今年は2900何年だっけ?」と言う。 思わず、「2913年」と答えそうになった。 時代を900年先に行く女。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村

末井昭『自殺』

末井昭『自殺』(朝日出版社 2013)重い気持ちで読了。 秋田県は自殺数が全国一だという。それは見栄っ張りの性格から来てるのではと分析する。NHKの受信料の支払いは東京60%で秋田が断トツ95%だとか。 そういえばそのNHKで昨日放送してた「第…

クイズ水戸黄門

「控え控え!この紋所が目に入らぬか!」と格さんが印籠を出すと、そこにいた人たちみんな「ああ、やっぱりね」という顔をしました。いったいなぜでしょう? 答え。夕べ泊まった宿屋で黄門さま一行は揃いのパジャマを着てたのだが、その柄が葵の御紋だったか…

物語法案可決

物語が終わっても、主人公がその後どうなったか気になるので、なるべく最後は「死んでしまいました」で終わりにすること。物語法案可決。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村

スパナペンチ

「THE MANZAI 2013 認定漫才師 50組大集結」を見た。知らないコンビを見つけるのもこの番組の楽しみのひとつ。何組かあったが、スパナペンチが断トツで好きだ。 ボケの最初の言葉で「あ、そうですか」で「お?」と思い、最後の「医療の今を教…

小山ゆう『おれは直角』と精子

パジャマが救った6万人の命(なにがあったのか?) にほんブログ村 武村政春の『おへそはなぜ一生消えないか』(新潮新書 2010)からもうひとつ。 胸腺は免疫をつかさどる。フランス料理では仔牛の胸腺を食べる。それは「しなやかでプリッとした味」。そう…

武村政春『おへそはなぜ一生消えないか』

パジャマを脱げ。俺が畳んでやる。(親切な人) にほんブログ村 武村政春『おへそはなぜ一生消えないか』(新潮新書 2010)読了。 正中線……せいちゅうせん。左右対称形の生物体で前面、背面の中央を頭から縦にまっすぐ通る線(大辞泉)。ここにできた傷って他…

三遊亭円丈『落語家の通信簿』

三遊亭円丈『落語家の通信簿』(祥伝社新書 2013)。 円丈が大阪のなんばグラウンド花月に出たときのこと。レーガン大統領が狙撃される事件があったので「日本は平和ですね。世界中の新聞の見出しが『レーガン、撃たれる』。ところが東京スポーツの一面は…

千鳥 どうぞ

「THE MANZAI 2013」。録画してあったのを昨日見た。CMだけじゃなく、たけしとか、審査とか、全部すっとばしてネタだけ。一番笑ったのは千鳥の一本目。初めて見たネタのせいもあるが、「どうぞ」だけでもう腹が苦しい。二本目のネタを「へね…

東海林さだお『とんかつ奇々怪々』

中学校に朝読(あさどく)という時間があって、本を読むのだと言う。「なにか面白い本はないのか?」と子供に聞かれ、彼は料理が好きなので、東海林さだおを紹介した。『とんかつ奇々怪々』(文春文庫)。笑うのを堪えるのに苦しかったと報告を受ける。 にほんブ…

『ピダハン』『ヤノマミ』山下達郎の『クリスマス・イブ』

日本語を知らない、文化の違う人々に、山下達郎の『クリスマス・イブ』を聞かせたとして、その手の内容だってわかるのかしら?「言葉はわからないけど、切なくなったよ」って言うのかしら?それとも「これはキャッサバが沢山とれてチョーうれしいっていう歌…

60−35=25

神保町に行く。 行きの電車で、文藝春秋臨時増刊号「吉村昭が伝えたかったこと」(2011)を読む。沢木耕太郎との対談でこんな一文が。「60になると困るよ。沢木さん。本当に書けなくなるんだから」 帰りの電車は2013年12月号の文藝春秋。(立ち寄っ…

詩を読んで次の質問に答えなさい

次の詩を読んで問いに答えなさい。 × × × お母さんが言った。 「今日は栗ご飯だよ」 わーい! だけどボクの茶碗には栗がなかった。 一つもなかった。 お母さんの茶碗には推定四つは入っている。 ボクはお代わりした。 一度茶碗に入った栗をお母さんは炊飯器…

良寛さまの濡れパジャマ

良寛さまの濡れパジャマ あえて濡れたパジャマを着ることで、世の人の不幸を忘れぬようにしたという良寛の故事から、人のいやがることを進んで行うこと、あるいはそういう人を言う。 例文。「あれ?どぶ掃除終ってるじゃん?」「高木君だよ。彼は良寛さまの…

中井久夫 土居健郎  神谷美恵子

パジャマを使ったことわざがないので作ってみた。 「いちじくは熟すがパジャマは熟さない」 意味。いちじくは時間が経てばうまくなるが、パジャマは古くなったら古くなるだけ。余裕があるなら新しいのを買ってみたら。 にほんブログ村 中井久夫『「昭和」を…

パジャマを着たら寝ろ

日本にはパジャマを使ったことわざがないので作ってみた。 「パジャマを着たら寝ろ」 パジャマを着たなら、別のことをしないですぐに寝なさい。 うだうだしてると、眠気がなくなりますよ。 It is too late to grieve when the chance is past. と同じ意味。 …

輪廻で働く女

昨日のカミさん。 私「NHKの番組、名著シリーズ、今日から罪と罰だな」 カミさん「トルストイだね」 × × × カミサん「×くんのお母さん、リンネで働いてたから」 私「輪廻?」 カミさん「ほら、病院のシーツとか洗濯してる」 にほんブログ村 散歩。ちょっ…

山口晃『ヘンな日本美術史』(祥伝社)

月曜日夕飯のカミさん。 私「このカマスうまいな」 カミさん「安かったけどね、今日は月曜日で木曜特価だったから」 私「月曜日は月曜特価では?」 × × × 山口晃『ヘンな日本美術史』(祥伝社 2012)を読んでたら、朝日にインタビューが載った。 面白かっ…

カマキリ ハリガネムシ

昨日もカマキリを見た。下水のふたの上にいた。ふたは格子状のヤツで穴が開いている。偶然なのか、それとも寄生しているハリガネムシが水のある場所へと誘導した結果なのか?飛び込めばカマキリはおぼれて死に、ハリガネムシは産卵が出来る。しばらく見てた…

ふなっしーの夢を見る男

「あなたに脱がせてほしいの、私の本当の姿を見てほしいの」と、ふなっしーが迫ってくる夢を今日で3日見ている男。 × × × 「こちら火星探査ロケット、マーズ5のカトー」 「こちらヒューストン」 「実は気になる夢を3日連続で見ているんだが」 「どんな夢…