アイスマン②

BOOK OFFにたまたま105円であったから買ってきた。「ナショナル ジオグラフィック」(2011年11月号)。特集「アイスマン、再び現わる」。表紙が復元した等身大のアイスマンの顔。NHKスペシャルと同じ、完全解凍の結果について書かれているのだが、面白かったのはキノコの話。アイスマンは皮ひもを通したキノコを所持していた。これは児童書の『アイスマン 5000年前からきた男』にも「薬として使っていたのではないか?」って書いてあったけど、ナショナルジオグラフィックックの方はもうちょっと楽しい説明になってる。「カンバタケという種類で、止血や感染予防に使う『携帯用緊急セット』の一部だったとみられる」。こちらは実物の写真あり。
アイスマンの等身大復元模型はオランダ人アーティスト二人が制作したそれは見事なもの。アイスマン本人と同様、イタリアの南チロル考古学博物館にあるそうだ。ちょいと出かけるには大変なので、ぜひ南伸坊に真似していただきたい。