ジョン・アップダイク

「ボインちゃんは死語でもボインは死語じゃないのでは?インドのバラナシだって、台湾の基隆だって、デンマークのビルンだって、ボイン、ボインボインで通じましたからね」
「山田くん、木久扇さんの座布団一枚とって」
「はーい、ただいま」
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書店でもらってきた今月号の「図書」に根本敬の名前が。え?岩波に根本がコラムを?ほしたら東南アジア史の同姓同名の方でした。調べると上智大の教授で、あ、特殊漫画家と一つしか年が違わない。うーん。やりくいだろうなあ。それともそうでもないのか?
藤沢周藤沢周平に申し訳ないと一言挨拶したって聞いたことあるけど、そういうこともあるんだな。村上春樹って名前の人はもう本名では作家にはなれないわけだし。ペンネームでやるしかないですね。もちろんペンネームだって自由に選べるわけじゃない。ジョン・アップダイクはまずい。
ちなみに「図書」の上智根本敬教授のコラム。題材は名前だった。ビルマ語には姓がないそうです。