加賀乙彦『死刑囚の記録』

加賀乙彦『死刑囚の記録』(中公新書 1980)再読。いくつかメモする。たとえばこんなの。
松田敏吉。1959年、強盗殺人で死刑。医務官の加賀に松田は浄土真宗カトリックプロテスタントの三つを信仰していると笑った。
松川勝美。1956年、強盗致死で死刑。「俺が殺した人間が天国に行くなら俺は地獄に行ってもいい。そう言ったら神父は変な顔をしたよ」
×  ×  ×
死刑囚、正田昭の手記『黙想ノート』(みすず書房 1967)をネットで注文する。みすずの『日本の精神鑑定』も再読したくなった。

にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村