サヨナラダケガ人生ダ

高橋輝次『ぼくの古本探検記』(大散歩通信社 2012)読了。
普段はどこでいくらで求めたか書かないが、この本にならって書く。飯田橋ブックオフで半額で買った。
林芙美子が出てくる。そういえばちょっと前に友達と話題にしたなあ。井伏鱒二の有名な訳詩、コノサカヅキヲ受ケテクレ ドウゾナミナミツガシテオクレ ハナニアラシノタトヘモアルゾ 「サヨナラ」ダケガ人生ダ(千武陸の「勧酒」)の「サヨナラだけが人生だ」は、昭和6年、講演に一緒に行った林芙美子が、帰りの船で見送りに来た人を見ながら「人生は左様ならだけね」とつぶやいた言葉を参考にして訳したのだという。

にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村