右手からすすり泣き、左手から笑い声

子供が修学旅行なので、こっちもカミさんと泊まりにいくか、ということに。海で釣りも良かったのだが、荒れてるみたいだから、ホテルで朝食ビュッフェを一番の目的とする。貧乏症なので、普段食えないものが食えるだけでワクワクするし、なんか偉そうな気分になれる。外国人も隣に座ったりするのも楽しい。だいたい朝のあの時間が好きだ。夜は良くない。お化けが出るから。ということで、朝食がうまいとこをネットで検索して予約。直前だったので値段も通常に比べてすごい安い。場所は横浜。数軒古本屋を見てから、ホテルに荷物を置き、また夕飯を食べに出る。そのあとブックオフに寄り、これは持って帰るのがいやだなという量になったので、コンビニでガムテープを買って、段ボールももらう。ホテルに戻って、朝食に備え寝る。カミさんのいびきがうるさいので耳栓持参。耳栓した途端、ドアの方からすすり泣き。窓(22階。海側)のほうから笑い声。……が同時に聞こえたら怖いなと思ってしまい、案の定、怖くなる。そう。いつもホテルに泊まると怖いことを考えてしまう。それもライターとして全力を尽くしてしまう。
朝、5時には起きて、朝食のために散歩。朝食のためにヨガ。朝食のために瞑想。朝食のために(略)。カミさんが起きてから朝食へ。横浜だからか、ネクタイしめたニューヨーカーはいなかったが、だらしないTシャツを着たマイケル・ムーアはいた。「営業ですか?相棒のはるかさんは?」「ハリセンボンのはるなじゃねーし!」という会話は相手とせずにカミさんとして、ダラダラだらだらコーヒー飲んで、パン食って、飯を食う。私が気に入ったのは、中華粥。ピータンとトリッパ(牛の胃の、ハチノス)がうまかった。

ハチノス(500g)

ハチノス(500g)


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