自意識の毒を洗いなおす

中学生の次男が学校で使ってる国語便欄が机にあったのでぱらぱら眺めた。明治から大正、昭和の詩、載ってるものがみんな、甘くて、ナルシストだなあと思う。落語があって俳句がある国なのに、これはどういうこと?まんま西洋かぶれ?と素人ながら考えたのだが、昨日電車で読んでた石田修大の『わが父、波郷』(白水Uブックス 2009)、横光(利一)が若い作家たちに「自意識の毒を俳句で洗い直して、出直さないといかん」と句会参加を勧めていたと出てきた。

わが父 波郷 (白水uブックス)

わが父 波郷 (白水uブックス)


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