一斑を見て

昨日は一日仕事で病院。MRIはヘッドフォンをつけさせられるくらい、ガンガンカンカラうるさいのですが、昨日はその音が途中からお笑いの歌ネタリズムネタに聞こえ出してしまい、堪えるのに苦労しました。いったん終わったと思ったらフェイントでまた始まるところなど、よくできてるなと思いました。
ロビーにグランドピアノが運び込まれていたので、尋ねると、「クリスマスコンサートです」と言われる。優しい気持ちになるが同時にそれを聞く患者の境遇や気持ちを思ってそう単純には喜べない。(私も患者だし)始まりは午後4時からで、結局聞いたのは調律師が調整する音だけだったが。(何度も何度も同じところを弾くのであれもまた耳につきますね)
終わってご褒美的にブックオフ。ちょっとびっくりするくらい新しい新刊がいくつも目についた。椎名誠の『ぼくは眠れない』が半額であったので買う。中公新書の生物関係が108円でずいぶんあってこれも6冊買った。買った本、どれも「ラ・トゥ−ル展(2005年の国立西洋美術館)の割引券がはさまっていた。前の所有者は同じってことですね。
帰りの電車で山口恒夫『ザリガニはなぜハサミをふるうのか』(中公新書 2000)を読む。さて問題です。(  )に漢字一文字をいれなさい。一斑を見て全( )を知る。
答え。豹。


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