初めての精子
フェルメールの「天文学者」が今年の二月に国立新美術館に初めてやってきますが、昨日読んでた矢沢潔の『日本人の精子力』(学研新書)にいきなりこの図版が出てきて、精子を初めて見た男、レーウェンフックが絵のモデルと出てた。フェルメールの友人だったらしい。
なおレーウェンフックは顕微鏡で覗いた自身のそれについて「己を冒涜する罪深き方法ではなく妻との交接によって採集した」と記述してるそうだ。これを著者の矢沢は「妻の内部に射精したとしたらどうやってそれを採取し、生きたままの精子を観察できたの?短時間で死んでしまうのでは?」と冷静で知的な突っ込みをしている。精子だからこその立派な突っ込みである。
フェルメール・「天文学者」 プリキャンバス複製画・ ギャラリーラップ仕上げ(6号サイズ)
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