増補改訂版よりその前

図鑑は最初の版より増補改訂版が価値があるわけですが、このまえ見てきた千葉の図鑑展で、「……は改訂により、エッセイ的な文章はすべてカットされた」とあったので、ほほうと思い、前のを探して買ってみた。うん。面白い。量もたっぷりある。文章にべらんめえなところもあって、そこもいい。おそらくは入門編的な意味を込めて「この世界面白いよ」と若い人に誘いをかける意図だったんだろうけど、そして改訂版では「図鑑としてそれはいかがなものか」と切られてしまったんだろうけど、この文章を見て、ドキドキそわそわして、明日海に行こうと!た思った若人もいたのではないかしらん。
成人式に出るため家に戻ってきた長男に見せると、ちょっと読んで、さっさと自分の鞄にしまっていた。うーん。もうちょっと読みたかったのだが。


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