その設定に制服をからませられないか

月刊文藝春秋2015年1月号に沢木耕太郎高倉健について書いている。東宝健さん担当の社員から映画のシノプシスを書いてみないかと言われ、沢木は勇んで考える。だが健さんに話すと、ちょっと違うなという表情をされる。あるいは「こんな設定はどうか」と持っていくと、健さんはそこに制服をからませられないか?という。健さんは制服にたいして強いこだわりがあった。だが沢木はそれがピンとこなかった。

文藝春秋 2015年 01月号 [雑誌]

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