画家の妻たち

澤地久枝の『画家の妻たち』(文藝春秋 1993)ちびちび読んでるが面白い。
漱石の『草枕』に出てくるミレーのオフェーリア(ちょっと前に日本に来てた)、あのモデルになったのはエリザベス・エレノア・シダル、愛称リジーで、浴槽に水を張ったなかで5時間動かず耐えたという。リジーはロセッテイと結婚するのだが(それはとても悲惨なのもの)、ロセッテイが描いた彼女の絵があり(掲載されてる)、たしかにミレーのオフェーリアと同一人物だとわかる。
モデルをテーマにした企画展ってもうすでに何度もあったんだろうけど、今やってれば見たい気がした。

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