統合失調症患者を漫画の主人公にする

統合失調症を患う人を漫画の主人公にするのは勇気がいる。だが「勇気がいる」という考え方がもうおかしいと思い、書いた。もともと「心」に興味があり(ないならこんな仕事してないが)それを教えてくれる教授のいる大学に行った。だが、今から25年前に中学時代の友達が精神分裂病になり(そのころはそう呼んだ)、見下ろす形の勉強の対象から、横に立つ友達の単なる病気へと変わった。とはいっても書いたのはドキュメンタリではない。たった28ページの長さで、どうドラマとして成立させるかは簡単ではなかった。「芯を打つ」こと。それだけを考えて書いた。


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