小説の随一

日曜日、朝刊の書評ページを読むのは楽しみだが、小説の紹介は読んでも、まず買おうと思わない。だが今朝の朝日で本郷和人が紹介していた『ロゴスの市』(乙川優三郎)は買いたくなった。本郷は「……同じロゴスの徒として、強い憧憬を彼(※主人公)に抱いた。更にいうと男と女と私(本郷)、また『学生時代からの友人で上司である』妻(本郷の)とは同い歳となる。私にとり間違いなく近年読んだ小説の随一である」
私(香川)が同じロゴスの徒かはわからない。だが昭和55年のときに二十歳であるなら、私もまた同い歳なのだ。

ロゴスの市 (文芸書)

ロゴスの市 (文芸書)


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