私が間違っているのだろか?

金曜日は神保町で打ち合わせだったのだが、古書会館で、栄養研究所と印刷されたA4サイズの封筒に昭和13年の新聞切り抜きがけっこうたっぷり入ってるのを買った。お米についての記事で、まあそれは興味がなかったけれど、裏側にある求人広告とかだけでも面白いだろう、安いし(月の輪 500円)と買ったのだ。帰って調べると、当時主食論争というのがあって、7分搗きがいいか、胚芽米がいいか、白米は食うなとか、揉めていたらしい。たしかに記事を読むと、連日のように大きなスペースを割いてるのがわかる。
我が家の戦時體制という連載記事?があって平塚らいてうがゲストだったり、内田百間(間は間違いでなくて紙面でそうなってる)と河崎なつ(誰?)が生活様式對談會で「一汁一菜主義と贈答の廃止について」語ってたりする。平塚も内田も私が持ってるイメージと違う内容と口ぶりなのだが、私が間違ってるのだろうか。

栄養と食養の系譜―主食論争から健康食品まで

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