ノブ＆フッキー

「ぼくが落としたのはノブ＆フッキーです」
「正直でよろしい。お前には本物のぴんから兄弟をあげよう」
「ノブ＆フッキーの方がいいんですけど」
×　　×　　×
昨日。仕事で水道橋。その前に新宿京王デパートの古書市。隣でお子さま鉄祭りが賑やか。買ったのは、１９７０年ごろの映画の新聞広告の切り抜き。とにかくなんでも貼ってあるので面白い。値段はいくらかと思えばコクヨの例のアレで１２冊、２６２５円。え？安過ぎるだろ。重いので送りにする。送料は５８０円。家に着いたらまた紹介します。
差し入れの甘栗を買って、そのあと中央線でお堀のペンキみたいな緑色を見ながら水道橋へ。違った。時間があったので飯田橋に降りたんだ。駅前のブックオフに２０分だけ。１０５円で十文字美信の『ポケットに仏像２』(新潮社　１９９３)を買う。レンズがついていて立体視になるやつ。前に「１」を藤沢のブックオフで１０５円で買ってる。
水道橋で仕事が終えて、高田馬場。ビッグボックスの古書市。９階と聞いて今回は来た。客にとても臭う人がいる。そのせいばかりでもないが一冊も買わなかった。駅近くのブックオフに行く。うわあ、つぶれてる。そのまま坂を下った方のブックオフへ。１０５円が５冊で２５０円のセール。目の前で年寄りにおならをひっかけられたせいではないが、買ったのは『日本人の知らない日本語　２』(蛇蔵　海野凪子　メディアファクトリー　２０１０)だけ。あと４冊捜す気力なし。(だいたいこういうときに数合わせで買った本って読まないんだよね)
帰宅。暗いバス通りで年寄り夫婦がセミをつかまえていた。近くに孫がいたわけではない。どうするつもりでしょう？

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