柳家権太楼

町おこしのゆるキャラは飽きた。これからは緊張感あふれるハードキャラ。
何だよ?ハードキャラって。あ、秋田のナマハゲ。
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昨日紹介した倉本聰の怪談、ラジオ欄には「山道をドライブしながら聞くのも一興かと」みたいなコメントがついてた。それは怖い。ていうか運転が危ない。(おぎやはぎの矢作みたいになっちゃう)。
実は似たような体験をしたことがある。床屋に行ったらラジオから落語が流れてきた。それが無精床。剃刀を持つ床屋の親父が笑って手が震えているのがわかる。じっとしてないといけない私もまた笑ってしまう。あれは怖かった。
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昨日読んでいた青山南の『インターネットは貧者の味方!』(宝島社 2005)。
『ザ・コンプリート・ザ・カトゥーンズ・ニューヨーカー』について書いている。これはニューヨーカーに載ったヒトこま漫画80年分を、DVD2枚に全部収録したもの。そのいくつかの漫画を青山が紹介してるのだが、こんなのがあった。床屋。客の髪を切る主人の足元に犬がちょこんと座っている。キャプションは「この犬はなにを待っているの?」「いやあ。別に。ときどきあっしが耳を切り落としてしまうんです。こいつそれが大好物でね」
まんま無精床じゃん!
ちなみにこれは1925年の作品。
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もうひとつちなみに、床屋で聞いた無精床は柳家権太楼。

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