アントニオ猪木

一週間前に一泊で海に行った。
横須賀、走水の先、京急観音崎ホテルの裏手の磯。人がほとんどいない。シュノーケリンググループもうちら以外にひと組のカップルだけ。7、8分歩く浜辺の海水浴場はものすごく賑わっていて、あれは単純に駐車場が近いからってだけなんでしょうね。
空いててこりゃいいやと思ったら、魚も生物も空いている。うーん。去年はハオコゼがうんじゃらいて閉口したが、それさえもない。ベラばかりだ。
ベラってさ、人間がいても全然平気だよね。あれは自分は銛で突かれない、釣られてもリリースされると思ってるからか?だけど関西は普通に食うんだろう?てことは関西のベラは緊張感たっぷりで泳いでるのか?
持って行ったいつもの網各種(10本近く)まったく活躍しませんでした。
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映画の新聞広告スクラップを今日も紹介しますね。
初春(昭和46年)の喜劇は松竹から。『誰かさんと誰かさんが全員集合!』『コント55号水前寺清子の大勝負』の二本立て。出演者の顔の切り抜きが面白おかしくレイアウトされていて、それはいいんですが、その脇に名前がついている。岩下志麻は「岩下」。倍賞美津子は「倍賞」。そう、名字の呼び捨て。これは舞台の掛け声の影響ですかね。で、当然のことながらアントニオ猪木も「猪木」。じゃなくて「アントニオ」。うーん。アントニオか。フジモンが真似する島田夫妻の「カンツオーネ!」みたいだな。アントーニオ!
あ、今、気づいた。アントニオ猪木は、じゃなくて「アントニオ」は、コント55号の方の出演で、「倍賞」はドリフターズの全員集合の方で出てるんですが、調べると、この年の11月に結婚してるんですね。関係ないか。その後離婚したし。
関係ないついでに「アントニオ」と「倍賞」の結婚のきっかけをネットで捜してたら『アントニオ猪木倍賞美津子』という写真集を見つけた。横須賀巧光、講談社、1985年。品切れで、アマゾンのマーケットプレイスで中古が一点出ている。値段は21万円。え?21万?アントニーオ!!