磁石 佐々木＆永沢 岩松了 岡野雄一

磁石が好きだ。だから発注もないのに書いてみた。
永沢「うちらの漫才はさ、俺がボケでお前がツッコミ」
佐々木「うん」
永沢「俺が難しい方でお前が簡単な方だよね」
佐々木「今のふざけたもの言いは私に対する挑戦かな？」
永沢「ツッコミなんてバカでも出来るよ、俺でも出来るよ」
佐々木「たしかに言葉の使い方がバカだが。だったらやってみ。暑いですね、夏にこれだけ暑いと冬はどうなっちゃうんでしょうね」
永沢「……ふふふ、面白い」
佐々木「肯定しちゃうのか。個人的にはうれしいけど、役割としては否定してほしかったな。ていうか今のそれほど面白くないしね、ていうか笑うのも遅いし」
永沢「もう一度チャレンジさせて下さい！パパさん！」
佐々木「パパじゃないけどね。暑いですね。夏にこれだけ暑いと冬はどうなっちゃうんでしょうね」
永沢「……あほか」
佐々木「弱いなあ。全然突っ込んでない。もっと強く！オレを攻めるつもりで！」
永沢「あの……」
佐々木「なに？」
永沢「武器、使っていい？」
佐々木「ツッコミに武器は使っちゃったダメだよ」
永沢「武器の使用の許可を願います！パパさん！」
佐々木「だから許可しないよ、ていうか俺がツッコミのとき武器を使ってもいいの？」
永沢「俺が生涯で最高のボケをかますことが出来たならば、お前は隠し持っていたナイフで、なんでだよ！なんでだよ！とオレの命果てるまでツッコんでくれ！」
佐々木「うーん。だったらナイフは一生使わないで済むね」
永沢「……なんでだよ」
佐々木「だから弱いよ」

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岡野雄一の『ペコロスの母に会いに行く』。映画化されたのは知っていたが主演は岩松(了)さんなのか。
昨日別役実のことを書きましたが、岩松さんが原稿を書こうと渋谷の喫茶店に入ったら、別役もそこで原稿を書いていて驚いた、とずっと前に岩松さんから聞いたことがあります。
岩松了と別役実が原稿を書く喫茶店。怖くて入れない。
×　　×　　×
あ、そうか。『ペコロス……』は岩松さんが長崎出身だからか。

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