サロンパス 村上春樹 にっぺり

首に貼られたサロンパスを剥がして、べとべとがつかぬよう丁寧に二つに内側に折ると、彼女はそれをテーブルに置いた。私のテーブルである。そこは駅前にあるアメリカ資本の珈琲店で、私はいつものように朝食代わりのコーヒーを飲んでいた。彼女がサロンパスを置いたのは昨日までで６度で、次にやったら(やられたらか？)私は彼女に声をかけようと決めていた。今のが７度目、だから私は声をかけた。
……という書き出しの村上春樹の短編『パス』があったら、読んでみたいなあ。石原千秋がどう評価するかも楽しみだ。

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飛行機マニアの人は全日空をにっぺりって言うんですね。前身が「日本ヘリコプター」だったかららしい。だから昔のあのマークはダ・ヴィンチのヘリなんですね。

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