白洲正子『金平糖の味』

桃太郎たちはすぐに鬼が島に着いたのか?
それともどこかで一泊した?
その晩はみんなでいろんなこと話したのかなあ。
桃太郎「鬼って実際見たことある人いる?」
キジ「一度だけっすけど、上から」
桃太郎「どんな感じ?」
キジ「オーラ、半端ないっすよ」
犬「キジさんって、ふだんそんな話し方するんだ」
猿「俺も今同じこと思った」
×  ×  ×
白洲正子金平糖の味』(新潮文庫 2010)読了。
平安時代の十一面観音を欲しくなった白洲は、持っていたルオーを売れば買えると思い、それでも小林秀雄に相談する。すると小林はこう言った。「フン、十一面観音か。観音さまなら日本人なら誰だって解る」

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