AGAのCM ラバーガール

ラバーガールが好きだ。
勝手に書いてみた。
×  ×  ×
飛永「パジャマをお探しですか?」
大水「そうなんですよ。今度彼女が初めて家に泊まりに来るんですよ。だから新しいのを買おうかなって」
飛永「なるほど。それはおめでとうございます」
大水「あ、良かったら、あなたも来ます?」
飛永「(大げさに笑って)じゃあ、行っちゃおうかな!」
大水「(がっかり落ち込み)来るのか……」
飛永「行きませんよ。あなたの名前も知らないのに」
大水「大水です。名前」
飛永「……あの、どういったパジャマをお探しでしょうか?」
大水「(うれしそうに)実は今、毛玉のついたジャージがパジャマ代わりなんですよ。それじゃカッコ悪いでしょう。だからせめて毛玉がついてるパジャマにしようかなって」
飛永「うちのはどれも毛玉はついてないですが」
大水「やった!ひとつ解決!」
飛永「てことはまだいくつか問題があるんですね」
大水「そうなんですよ。玄関のドアに似合うパジャマが断然欲しくて」
飛永「玄関のドアですか?」
大水「ああ、色を言ってなかった。ドアの色は渋い茶色です。ノブは銀色です」
飛永「そうではなくてですね、パジャマを玄関に合わせますか?」
大水「だって彼女が来るんですよ!そりゃもうボクは玄関にいますよ!玄関の外に!」
飛永「来る前にすでにパジャマを着ちゃってるんですね、玄関の外で」
大水「ふふふ。それで彼女が来たら抱きしめてキスしちゃうんだ。ドアをしめたその場で」
飛永「それは内側なんですね」
大水「そしてホットプレートで焼き肉を食べる。はい。ここでみっつ目の問題です。焼き肉ってどうしても油が飛ぶでしょう。だから油に強いパジャマが欲しいのでーす!」
飛永「あの……」
大水「大水です、大水洋介です」
飛永「大水さん。そういったパジャマはうちには置いてなくて。申し訳ありません」
大水「あれ?店員さん、良い人?」
飛永「と申されますと?」
大水「だって無理やりにでも売りつけるのが普通でしょう。それなのに売らないなんて」
飛永「そういうわけではないんですよ。お客様のような方に売ると、あとあと面倒くさいことになることが多いんで」
大水「そうなんだ?だったら絶対買う!ここで買います!」


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