ジョン・クラカワー『荒野へ』

ジョン・クラカワー『荒野へ』(集英社文庫 2007)読了。
青年はアラスカの荒野にひとりで足を踏み入れ、4カ月後死体となって見つかる。その軌跡を追ったノンフィクション。
×  ×  ×
自分にまとわりついてくるものを全部捨てて、自然の中に身をおこうとする青年なんですが、そういうことに挑む自分という物語はがっちりあって疑ってない。それを良しとするか否か。ただ誰もいない自然の中に一人でいると、自然vs自分にはならず、自然の中にいる自分vs自然の中にいない自分になるのはよくわかるけど。とは言っても想像ですが。そんな状況になったことはない。でもこの手の本を読むとだいたいがそうだ。

荒野へ (集英社文庫)

荒野へ (集英社文庫)


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