川井ゆう『わたしは菊人形バンザイ研究者』
川井ゆう『わたしは菊人形バンザイ研究者』(新宿書房 2012)読了。
とても面白かった。やはり熱を帯びた本は良い。もちろんたくさん知的刺激も受けた。たとえばこんなの。葬儀で菊を使うようになったのは昭和42年の吉田茂の国葬から。
ただ怪談話はなかったのかな。そのあたりのエピソードもきっとあるはず。だってなんか怖いでしょう。
とはいっても、読後、菊人形をものすごく見たくなる。行って職人の技を見たい。水をあげてるところを見たい。前期と後期と二回行って、花が変わるのを見たい。
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いったんUPしたのだけど、思い出した。菊人形が怖いのは『犬神家の一族』のせいだな。
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もうひとつ。これは有名なよくある話なのかもしれませんが、今「いぬがみけ」で変換したら「犬が三毛」になった。犬が猫になってしまった。
- 作者: 川井ゆう
- 出版社/メーカー: 新宿書房
- 発売日: 2012/10/01
- メディア: 単行本
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