『坂口恭平 躁鬱日記』

坂口恭平 躁鬱日記』(医学書院 2013)読了。
躁の時期に鬱の自分にむかって坂口は長い手紙を書く。「きみが悩んでいることはきみの性格や生き方のせいじゃないんだ。鬱の症状なんだ……」。それは決しておかしなところはなく、真摯で暖かいものだと私は思った。ところがこの手紙を読んだ鬱の坂口はこう思う。「笑ってしまうくらい意味不明。鬱の状況をまったく理解していない」
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神田橋篠治、中井久夫が意外な文脈で出てくる。

坂口恭平 躁鬱日記 (シリーズ ケアをひらく)

坂口恭平 躁鬱日記 (シリーズ ケアをひらく)


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