油田専門の火消し屋

古書展で買った段ボールが届いた。中身がぐらつかぬよう隙間に新聞が丸めて入ってたんだけど、この手の新聞って、きちんと伸ばして、絶対読んでしまいますね。で、今回入ってたのが日刊ゲンダイで、松井がホームラン!とか書いてある。え?いつのよ?と思ったら2003年8月11日だった。うーん。さすが古本屋だ。サービスだな。読むと、2012年シリアで撃たれて亡くなったジャーナリスト山本美香のインタビューが。「カメラマンは映像でも写真でも、迫力があって絵になるものを撮りたがる。確かにアップはかっこいい。だけど一度に多くの場面を切り取る写真も必要。証拠能力もある、私はまず360度ぐるりと撮ることにします」

山本美香という生き方 (日テレbooks)

山本美香という生き方 (日テレbooks)

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ニチゲー(日大芸術学部)文芸学科の生徒がインタビュアになっていろんな人に話を聞きに行く、『インタビューに行こう 2002』もその古書市で買ったんだけど、大平健のインタビューがあった。精神科医以外になりたかった職業と聞かれ先生は「2番目になりたかったのはアマゾン川に巨大な橋を掛ける土木工業、1番目になりたかったのが油田専門の火消し屋」と答えています。
治療するとカワイクなります―生きがいの精神病理

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