良い編集者を見分ける方法

漫画家志望のみなさん。
編集者が信用できるか否か簡単に見分ける方法を教えますね。
「勉強のために聞かせてほしいんですけど、最近漫画(映画、本、テレビ)はなにが面白いですか、お勧めの作品ってありますか、あるいは、あれはひどいって作品とか」
こう尋ねると、だいたい編集者は良い大学出てるから、反射神経的な頭の鋭さは持っているので、気の利いたことは言ってきます。そこに騙されないようにして、とにかく量をどれくらい読んでるのか(見ているのか)探りましょう。大事なのは量。だって量があって初めて「今」が勉強できるわけでしょう。たくさん読んで初めて、どこが濃く重なっていて、どこが微妙に重なってるか、わかるわけでしょう?その重なってる部分こそ「今」でしょ?
編集者は忙しいです。それでもあなたの担当編集が、寝る間を惜しんで、シソンヌや和牛やダイアンやかもめんたるを笑み一つ漏らさず見ているならば、打ち合わせのテーブルに身を乗り出して、ネクタイをつかんで離さないようにしましょう。ネクタイしてないときは、背広の端っこをつかませてもらいましょう(夏はランニングシャツで)。大事なのは熱意です。
ちなみに作り手のあなたは一切勉強しなくていいです。しなくていいっていうか、しても無駄。だってあなた自身が「今」なんだから。だったら編集者に「こいつ今じゃないな?」って思われたら?決まってるじゃないですか、「ネクタイを離せ!」って言われるだけですよ。
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おにぎりの具に貴賎なし!
あと、味噌汁の具も!
だけどお寿司はあります!アワビとタコに貴賎はあります!


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