映画「羊の木」のキャスティング

映画『羊の木』、最高のキャスティングとなりました。
良いキャスティングって、どんぴしゃの場合と、えー？でもそうか、それもありか？って場合と、うひゃひゃひゃって場合がある。そのためシナリオを書いてる段階で、あの俳優さんならどうなるか？と想像したりする。すると、難渋してたシナリオが転がって膨らんで良くなることも多い。
だけど私が推薦する人が選ばれたことは一度もない。今回もそうだった。
「月末は？」「ニコラス・ケイジ」「……」「じゃあ若いときの浜田雅功」「……」「だったら年をとった鈴木福くん」
「杉山は」「杉山はスティーブ・マックイーン」「……」「エルビス・プレスリー」
「福元」「大江健三郎」「いつも言うよね。大江健三郎って」
「大野」「７０歳になったバズ・ライトイヤー」
「宮腰」「渡来人」
渡来人ってなんでしょうか？私もよくわからない。
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私が脚本を書いた作品も収録されている『ゴルゴ１３』が発売されました。先月出たのも来月出るのにも載ってます。考えてみればゴルゴも殺人者だな。