福島で『羊の木』を旧友と見る

火曜日。
カミさんと出る。上野。先に昼飯を食おうとアメ横で牛カツ食べる。科学博物館。企画展アンデス文明のチケットで入場するつもりだったが見なくていいんじゃない?とカミさんに言われて、そうだな、見なくていいやと常設だけのチケット。長男から話を聞いてた南方熊楠展。例の小さな部屋。見終えて、係の人に言って小冊子もらう。言わないとくれない。地衣類展。熊楠よりもっと小さな部屋。地衣類のこと勘違いしてた。もう足がダメになり休憩。ソフトクリームひとつとコーヒーひとつ。かわりばんこに食べて、飲む。ショップで絵ハガキとか買う。駅。土産買って、えきなかで休憩のお茶をまた飲む。ココア、パンダの絵。カミさん、インスタやってないがココアの写真撮る。ヘタ。私が撮り直す。うまい。買って来た絵ハガキを長男、次男に書く。私とカミさんでかわりばんこに書く。時間になったので東北新幹線。満席に近い。郡山で下りて東北本線に乗り換える。二本松。友達待っていた。駅のライトアップはどういうつもりだ?と尋ねる。タクシー。後部座席に座り、シートベルトを締めようとするがしまらない。しまったふりでずっと手で引っ張ったままでいく。バカみたい。友達が予約してくれたお店。東京ならジャズがかかるだろうおしゃれな店だが歌謡曲がかかっている。歓談。トマトとモッツアレラチーズのサラダがうまい。カミさんもそう言う。そろそろ宿泊先の福島に戻るかと次の電車を聞くと1時間半後だと言う。そういうものかと尋ねる。歓談。土産の崎陽軒のシュウマイと松の実とヨックモックと『羊の木』のパンフと南方熊楠の小冊子渡す。友達は若いころ熊楠の家に行っている。娘さんと会ってる。あの亀も見ている。タクシー呼んでもらい、駅で別れ、午後10時46分に乗る。25分ほどで福島駅。雪が降り出していた。電話してホテルの場所聞く。滑らないように歩いて、看板を見つけ、看板目指して雪のなか歩く。木があり、たくさんの鳥が止まっている。カラスより小さくひよどりより大きい。鳩くらいの大きさ。でも鳩には思えない。暗くてわからない。歩きだす。カミさん、まだ見ている。ようやく来た。チェックイン。
水曜日。
開始の6時半きっかりに朝食へ。イカにんじん。変わったジャムある。うれしい。8時半まで読売新聞読んで、コーヒー飲んで、牛乳(とびきりうまいやつじゃなかった。普通)飲んでうだうだする。10時過ぎチェックアウト。駅へ向かう道で郵便局。切手を買い、昨日書いた絵はがきに貼り、風景印を頼む。駅。土産を買おうとビルに入り、贈答品コーナー歩くと掃除のおばさんにおはようございますと言われる。おはようございますと返す。また別の人におはようございますと言われる。おはようございますと言うと友達だった。「じゃああとでね」と友達行ってしまう。友達は私たちの土産を買うのだろうと推測。土産送って、飯坂線の駅へ。友達すでに待っていた。一つ乗って、がらがらと引き戸の駅舎を抜け、蕎麦屋。カミさんと私はニシンそば。友達の野菜てんぷらせいろにふきのとう。春だねと言う。インドネシアの名前と中国人の名前について話して、混んで待ってる人いるので店を出る。近くのモールでコーヒー。「こんなところ知らなかった。良い店じゃん」と友達が言う。1時近くになったので福島フォーラムへ。一緒に『羊の木』。係の人に「入ってますか?」と聞く。終って福島へ戻る。駅前のドトール。映画の感想を聞く。脚本を作ってるとき、この友達から、地方の話、地方公務員の話を取材し、実際それは映画に反映されてるので、そこら辺りも話す。駅前の飲み屋へ移動。イカにんじん、三春の三角揚げ、山椒ニシン。○○はなぜ××を崖に呼んだのか?あれは「立会人」のつもりか?と聞かれる。良い質問だった。新幹線の時間になる。土産貰う。やっぱり朝あそこで買ったやつだった。改札まで送ってもらい、手を振って別れる。見るとまだ立っているので手を振った。背を向け歩いてもう一度振り返る。まだ立っている。同時に手を振った。手を振りながらもう振り返らないで行こうと思い、そうした。

映画「羊の木」オリジナル・サウンドトラック

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