カニグズバーグ

しずか「のび太さん、話ってなに?」
のび太「しずかちゃんが遭難したり、漂流したりしたら、身体のどこを……」
(前日のブログ参照)
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アメリカの西部。道にぽつんとあるガソリンスタンド。「満タン」と声をかけた男に店員が空を見上げながら言った。「雲行きが怪しくなってきたな。このあたりは雷が多いから気をつけてくれよ」「……だから来たんだよ」男の車の荷台には長い鉄棒があった。「どういう意味だい?科学者かなにか?」「違うよ、雷に打たれて死にたいだけだ」男はそう言って去って行く。走る車。荒野に雷が落ちた。車、止まり、男は棒を持って落ちた辺りに走って行く。空に伸びる棒。抱きつく男。雷が落ちる。また落ちる。だが男の棒には今回も落ちなかった。男、車に乗り込んだ。また車を走らせる。主演、西城秀樹。監督、ジム・ジャームッシュ
(すいません。この20年映画を見てないんで、雷と言えば秀樹、かったるい感じといえばジャームッシュしか思いつかなかったんです)
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カニグズバーグが亡くなった。再読しよう。