秋吉久美子

「お父さん!僕に娘さんを二人下さい!」
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『3人がいっぱい 2』(新潮文庫 1981)。小説新潮に連載してたコラム。依頼された人がテーマを決めてそれに沿った3人のエピソードを書く。1976年11月は篠山紀信。テーマは「嫌われた3人」。そのうちの一人が秋吉久美子。篠山が秋吉のヌードを撮影。グラビア15頁で発表したが、それを見たマネージャーが激怒。理由は「おっぱいは3つまで!それなのに11個も出ている!」篠山は言う。「おっぱいが3つ。ボクはそのときはじめておっぱいは片方を1つ、両方で2つと数えるのだと教えられた」。
ちなみにあとの「嫌われた」2人はカルメン・マキと吉永小百合。いずれもヌードがらみの理由。