アン抜きパン 武蔵美 平野甲賀 大江健三郎

新製品のお知らせです。
アンパンからアンを抜いた「アン抜きパン」を発売します。
アンを抜くのが職人の手作業なので、多少お値段は高くなりますが、空洞になった部分にかすかなアンの香りが残っていて、それを楽しんでいただければと思います。カレー抜きパンがたいへん好評だったので、抜きシリーズ第2弾です。焼きそばパンの抜きも考えています。

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武蔵美にカミさんと行く。平野甲賀の仕事1964〜2013展と、しかけ絵本1技法の歴史展。
ともに無料。平野のほうに学生とやったワークショップの展示もあり、学生の作品があった。なかに平野の描き文字の離婚届がある。どういうものかというと、一見普通の離婚届なのだが、良く見ると文字が全部平野の描き文字。わかるかな?欄のなかに署名する文字がそうだというのではなくて、それを指示する「離婚届」とか「署名は必ず本人が自著して下さい」とか言うのがすべて平野の描き文字。これは傑作だ!だってなんだか離婚するのが楽しくなっちゃうもの。森の中にある役場の、意地悪な動物に提出する感じ?
しかし大学キャンパスっていいですね。そっちの方に感激した。芝生に座って絵を書く学生さんに「三限出る?オレ、宿題やってないんだよな」って言いたくなった。派手な格好の学生さんもいて、オレも学生んとき、赤白帽をかぶって通ってたなあと思いだす。ふふふ。バカ。
帰りに寄ったブックオフ大江健三郎の『晩年様式集』があった。早い、買おうと思って念のため値段を見ると、半額ではなく、一割ちょっとしか負けてない。そういう値段の付け方をする店があるのは承知していますが、まさか一割ちょっととは。それも特別な場所に置いてあるわけではなくて普通に棚に差してあった。「やったあ!一割ちょっと引きだ!買おう!」と思う人はいるのかしら?

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