60−35=25

神保町に行く。
行きの電車で、文藝春秋臨時増刊号「吉村昭が伝えたかったこと」(2011)を読む。沢木耕太郎との対談でこんな一文が。「60になると困るよ。沢木さん。本当に書けなくなるんだから」
帰りの電車は2013年12月号の文藝春秋。(立ち寄ったブックオフで80円で買った)。村上春樹の「ドライブ・マイ・カー」を読んだあと、巻頭エッセイに行ったら、高野秀行が「作家の寿命は25年」と船戸与一に聞いたとある。カバンのなかの臨時増刊号を出して、巻末にある吉村の年譜を見ると、初めて芥川賞候補になるのが35歳のときだった。
×  ×  ×
吉村昭が伝えたかったこと」に飴村行が出てて意外。西村寿行吉村昭が自分をつくったという。

にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村