桃太郎とマイク・ディクソン

「イヌです。よろしくお願いします」
「サルです。よろしくお願いします」
「キジです。よろしくお願いします」
「俺の名はマイク・ディクソン。傭兵としてアフガニスタン始め、数々の戦場を渡り歩いてきた。よろしく」
「桃太郎です。若輩者ですが、正義感だけは負けません。よろしくお願いします」
自己紹介が終わり、桃太郎とイヌ、サル、キジ、マイク・ディクソンは鬼が島に出発しました。
×  ×  ×
「へい、キャプテン・モモ!戦場というのはそんなに甘いものじゃない。イヌやサルは足手まといだ、あいつらはきび団子が欲しいんだろ?だったらたくさん渡して帰ってもらえ。そのほうがイヌたちも俺たちも幸せだ」
「わかりました」
こうしてイヌ、サル、キジは家に戻り、桃太郎とマイク・ディクソンの二人だけが鬼が島に向かいました。
×  ×  ×
「へい、キャプテン・モモ!その格好はいただけないな。目立つし、動きにくい。軍服を着ろ」
「わかりました」
桃太郎は迷彩色の軍服を買い、ついでにジープも買い、マイク・ディクソンの運転で鬼が島に向かいました。

ももたろう (日本傑作絵本シリーズ)

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