仕事をさぼるためにはどうしたらいいか?

昨日は仕事で神保町。早めに出て、少し古本まつりを見る。雨を心配したが、通りのワゴンも開いている。悠久堂は今年出た新刊が定価の6割引き。丁寧に見る。だが見つからない。あきらめて離れようとすると、「今から7割だよ」と声がかかる。どうやら割引き率が日替わりらしい。もう一度じっくり見て、さっきは気付かなかった欲しい本を2冊見つける。恐るべし、7割の威力。
古書会館二階で本多正一写真と仕事展を見て、地下もちらりと見て、時間が来たので、ミロンガへ。入ってきた初老のおじさんが、席に着くなり、今買ってきた箱入りの古本を撫でるように点検する。3、4冊あって、珈琲が来ると、今度はゆっくりと読み出した。至福の時間じゃなあと、人ごとながらこっちもうれしい。
ジャンバラヤ(中辛)を初めて食べ、珈琲2杯飲んで、仕事終了。
すずらん通りの文房具ミヤタが店内全品2割引きなので、ふなっしーのシールなど買い、岩波ブックセンター脇の、一番大きい即売会場で、森栄喜の『intimacy』を見つけたが、(半額以下だった)、結局棚に戻した。
地下鉄へ帰る道で前を行く二人のサラリーマンの会話が聞こえる。
「あの人、どんだけ仕事をしたくないんでしょうね。頭がおかしくなりそうですよ」
「あの人ってさ、仕事をさぼるためにはどうしたらいいかってことだけを全力で考えてるよな」

intimacy

intimacy


にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村