2017-01-01から1年間の記事一覧

続・前髪

「いろんな前髪が見られるって、どのくらい?20種類くらい?」 「いや、そこまで多くないですけど」 「色は?前髪の色、20色くらい?」 「色は1種類です」 「赤?」 「黒です」 「大事なのはデコなんだよ!デコ100%はあるの?」 「それがですね、前…

前髪

ツイッターで『羊の木』を検索すると、主演が錦戸亮さんなので、彼のファンの方たちの気持ちが見えて(いままでそういうところに目が行かなかったのだが)、こちらまでなんだか温かくなる。もちろん彼にはめちゃくちゃたくさんのさまざまなファンがいるわけだ…

恩師若桑みどり

新聞に載った芸人の写真をノートに貼るのが私の趣味だが、カラテカの矢部太郎を切り抜きながら、めんどくせえなあ、いったい何の意味があるんだと考えたとたん、悩んでいた原作のアイデアが出た。これからも切り抜きを続けることにする。 × × × 金沢で『ヌー…

『羊の木』といがらしみきお

いがらしみきお先生の著書に『ワタシ』がある。1988年の日記だ。とても面白い本で刊行時からいままで私はたびたび読んできた。そのなかに映画についての記述が多数ある。先生は映画が好きなのだ。その映画評に私は感心し、おびえてきた。映画のところだ…

いがらしみきお

金沢でいがらしみきお先生と『羊の木』を見た。山上たつひこ先生は都合で来られなかった。奥様には御挨拶させていただいたが、残念だった。 いがらしみきお先生とお会いしたのは初めてである。結果、いろいろなことも初めてとなった。先生の声とか話し方とか…

全ボツ

『ましろ日』19話目全ボツになった。「ボツだ♪ボツだよ♪ボツはイヤだよ♪はい御一緒に♪」担当は歌ってくれた。8時間ほどギターとドラムで歌ってから直しにかかる。 大阪の続き。24日。台風並みのカミさんのいびきで寝られず朝を迎え、6時半にモーニング…

ゴルゴ13展

ドナルド・キーンが書いてた。日本語は難しい。「5日間入院していました」→「五日ほど入院していました」。なるほど、たしかにそうか、だったらこれもそうなるか。「2日留守にします」→「2、3日留守にします」 23日。大阪。二日目の朝。いつものように…

大阪の続き

22日。大阪。取材先のスタジアムに行くと、中止の張り紙。前日のHPでは「決行いたします」とあったのだが。最初から行くつもりだった同じ敷地内にある大阪市立自然史博物館、通りかかった母子連れに方角を聞く。「たしかあっちやと思うけど(小学生の男の…

おめでとうございます

吉田大八監督、釜山国際映画祭キム・ジソク賞受賞。 アキナ、NHK新人お笑い大賞受賞。 × × × 22日(日)伊勢湾台風に似ていると言われた台風のなか、カミさんと大阪へ。新幹線で『回想 回転扉の三島由紀夫』読む。名古屋辺りで、堂本正樹が春日井健に会い…

それは親鸞が答えている

高校3年のとき、友達の島田君がつぶやいた疑問に対して、「島田君、それは親鸞が答えているぞ!」と、今朝、わかった。 『からだに、ありがとう』読みだしたら、この前見たNHKの『人体』と同じことが書いてある。からだに、ありがとう 1億人のための健康…

バンビは出てきた

シカという言葉が思い出せなかった。バンビは出てくる。 『数学に感動する頭をつくる』読了。数学に感動する頭をつくる作者: 栗田哲也出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン発売日: 2004/06/30メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 2人 クリ…

ゲスラ

アパートへ来る道で小銭入れを拾う。カラかと思ったら硬貨だけでなくお札もあったので警察署に届ける。 寝る前にちびちび読んでた『生きて帰ってきた男』読了。本当に良かった。 どこかのブックオフで3つ100円で買ったガチャガチャのうちのひとつ、ゲス…

ハンマーヘッドシャークのここ

昨日の夜、アパートから家へ戻る濡れたアスファルトの坂道でうねうね動く20センチほどのコウガイビルを見る。千鳥のネタ、ドーゾの寿司屋の「ハンマーヘッドシャークのここです」の「ここ」と同じ頭のコウガイビル。 釜山からメイル来る。釜山は良い町だろ…

いつも空いている

11日。水曜日。文房具売り場のペンのところ「こんどうむ」と試し書きがしてあった。 予約して、家族4人揃って夕飯を食べに行く。全然空いていて予約がしたのが恥ずかしい。 「水曜日って空いてるんですか」と店の人に聞いて「毎日いつでもガラ空きですよ…

ボツだった

10日(火)。一昨日から戻っている長男が今日もフィールドに行くというので、カミさんと二人、駅まで車に乗せてもらう。長男の運転する車に乗るのは初めて。電車。八王子に向かい最終日の古本市。私は何も買わずカミさんは両手いっぱい。先に佐藤と松岡に行…

絶対ニセモノ

漱石の手紙が発見されたという。 「昨日はどうも。あのあと電柱にぶつかって、額を割ったよ。額を抑えたまま帰宅し、額を抑えたまま寝たら夢を見た。富士山の夢でした。めでたいのかな?いいことあるかな?」 絶対ニセモノだと思う。 『松本清張への召集令状…

枯れた茶色

アパートのドア前に枯れた茶色のオオカマキリが。軽くつついたが動きが鈍い。 『春の草』読了。春の草 (日経ビジネス人文庫)作者: 岡潔出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2010/07/02メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (2件) を…

渡る

日曜日。朝7時。高速を走る車の中からカモが飛んでいくのが見えた。20羽が5グループぐらい。渡りか。渡ってきたのか、渡っていくのか。 『怪読力』読了。怪読力作者: 鵜飼正樹出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 1999/10メディア: 単行本 クリッ…

作っては壊し、作っては壊す

日曜日。今日もマラソンを見に行く。朝5時半起床。カミさんの運転で高速飛ばして。マラソンって朝が早い。今日は8時スタートだった。選手の姿が消えて、戻ってくるまで、京王線の高架の影の草むら(クローバー多し)いろいろ考える。作っては壊し、作っては…

なにかがついている

『脚本家水木洋子』読了。市川崑が「自分は原作者殺しという悪口を言われるんですが」と1960年、網野菊との対談で言っている。原作レイプでなく原作者殺し。 また心霊研究家と言われるようになった水木に、事件を起こす2カ月ほど前の三島から連絡が来て…

ヤモリ

家の壁にヤモリがいた。そのことを友達に言ったら「うちの庭の草っぱらにもいた。歩いていた」と言う。「草?え?歩きにくいんじゃないの?」「うん。苦労してた」 北村薫『愛さずにいられない』読了。愛さずにいられない: 北村薫のエッセイ作者: 北村薫出版…

あいまいに答える

日曜日。カミさんと次男と三人で、朝7時過ぎに家を出て、鶴見川沿いを走るマラソンレースを見に行く。カミさん、二男は関係ないがついてきた。私だって厳密に言うと関係ないのか。土手に座ってセブンイレブンのコーヒー飲みながら、サンドイッチ食って、の…

つっこみができない

赤ちゃんはボケはできるが、つっこみはできない。 × × × 『ブッシュマンとして生きる』もう一度読む。最初に読んだときと同じあたりでまた気力落ちた。まえがき「フィールドワークとは自らの身体を長い時間をかけて変容させること」。ブッシュマンとして生き…

谷口ジロー

2017年4月号の「文藝春秋」には谷口ジローの名前が二か所出てくる。関川夏央の追悼文での漫画家、谷口ジロー。そして芝山幹郎の「スターは楽し」の松方弘樹の回、松方が主演した『893愚連隊』での松方の役名、谷口ジロー。ヴェネツィア作者: 谷口ジ…

逃げ込んだ

風を通すため、仕事場のドアをほんの少し開けているのだが、昨日はそこからスズメが入ってきた。反対側の窓を開け、積みあがった本の隙間に逃げ込んだところを、つりざおで追いたて、なんとか退出してもらった。 『日本語が世界を平和にするこれだけの理由』…

『羊の木』制作裏話 ちょっと良い話

『羊の木』制作裏話 ちょっと良い話。 シナリオの打ち合わせ、煮詰まると雑談もするんですが、 あるとき、普段カミさんをどう呼んでるのか?という話になり 「名前で呼ぶ方がいいですよ」とプロデューサーの井手洋子さんに言われ、 直しに積極的な私は、翌日…

情報解禁

錦戸さんが現場に差し入れしたカレーせんべいはうまかったなと思い出しながら、別の会社のカレーせんべいを食ってたら、『羊の木』の情報解禁になったようなので書いておきます。来年2月3日公開です。「魚深はいいところです、人もいいし、魚もうまいです…

用件を聞こうか

「連載50周年記念特別展 さいとう・たかを ゴルゴ13 用件を聞こうか……」が大阪文化館・天保山で10月6日から開催されます。 『無名の人生』読了。 [rakuten:book:18773126:detail] 無名の人生 (文春新書)作者: 渡辺京二出版社/メーカー: 文藝春秋発売…

あの外国人は何を買ったのか?

昨日は神保町で打ち合わせ。電車読書は『百年前の山を旅する』。京都の鯖寿司が食べたくなる。中央線で飯田橋のブックオフに寄ることにして、新宿。ホームでマジックハンドを使い、駅員さんがなんか拾ってる。つかんだのはハイヒール。落とした女性は辺りに…

危険なので送れない

原稿を送稿したいのだが、だっしゃんだっしゃん落雷が落ちて、PC危険なので、電源切る。送れない。 『世界最高の日本文学』読了。世界最高の日本文学?こんなにすごい小説があった? (光文社新書)作者: 許光俊出版社/メーカー: 光文社発売日: 2014/06/27メデ…